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特別区における女性を取り巻く状況と自治体支援の方策(世田谷区提案)<令和5年度>
調査研究報告書のポイント
- 本調査の対象である18歳~44歳の若年女性、特に「非正規雇用の若年女性の貧困」は深刻化しやすいにもかかわらず、社会問題として認識されにくいことから、支援が十分に行き届いていない可能性がある。特別区における若年女性を取り巻く状況と経済的な困難をはじめとする生きづらさを抱える女性が求める支援を明らかにしたうえで、若年女性が自らの希望するライフコースを選択できるよう、今後特別区が取りうる方策の方向性について調査研究を行うこととした。
- 研究を進めるにあたり、「23区アンケート」、「特別区に在住する若年女性に対するアンケート・インタビュー調査」、「民間支援団体へのアンケート・ヒアリング調査」を実施した。
- 各調査を通じて、把握された若年女性の現状に対する行政施策の課題を整理し、特別区が目指すべき姿として「特別区に暮らす若年女性の一人ひとりが希望するライフコースを選択していけること」を掲げ、以下の4点を提言した。
①社会への働きかけ(若年女性の生きづらさや問題に対する社会的な認識の形成)
(各区における若年女性の生きづらさの見える化と共有、企業と連携した格差解消アクションの展開)②若年女性のエンパワーメント
(自己解決を支えるエンパワーメント支援、自立に必要な生活基盤の確保に向けた支援)③支援体制の整備
(行政と民間、分野間の連携確保、広域的な連携体制の確保)④将来に向けての検討の推進
(性別や就業形態による格差解消、若年女性の将来を見据えた社会保障のあり方の検討、若年女性支援のための広域体制のあり方の検討、民間支援活動との協働のあり方の検討、企業の社会的責任のあり方の検討)
テーマ提案区・参加区
提案区
世田谷区
参加区
世田谷区 文京区 豊島区 荒川区
研究体制
- 江原 由美子(東京都立大学名誉教授)(リーダー)
- 杉田 真衣(東京都立大学准教授)(副リーダー)
- 脇田 彩(お茶の水女子大学助教)(副リーダー)



